相続には３つの種類があります

財産とは？

プラスの財産

• 現金・銀行の預貯金
• 有価証券(株式、国債、投資信託)
• 土地、家屋・自動車
• 生命保険
• ゴルフ会員権・貴金属

マイナスの財産

• 借金・クレジット決済残債
• 未納の税金
• 連帯債務・保証債務
• 未納の医療費

など、プラスの財産とマイナスの財産がありますが、その財産をすべて相続するケースを「単純相続」といいます。

プラスの財産を限度として、マイナスの財産を支払う方法です。マイナスの財産を支払ってもプラスがあれば相続し、マイナスの財産が残ってしまう場合は相続しないという選択方法です。

これは、相続人全員が合意した場合だけ選択することができます。

「限定承認」をする場合は、相続を知った時から３ヶ月以内に裁判所に申述しなければなりません。

プラスの財産も、マイナスの財産もすべて相続をしないという選択方法です。

この場合、各相続人が単独で選択することが出来ます。

「相続放棄」をする場合は、相続を知った時から３ヶ月以内に裁判所に申述しなければなりません。